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太陽にほえろ!ジーパン刑事登場50年・殉職やウラ話

太陽にほえろ!

こんにちは、youheiです。

刑事ドラマの金字塔「太陽にほえろ!」で松田優作が演じたジーパン刑事が登場して50年です。

2018年7月20日は放送当時と同じく金曜日というメモリアルイヤーだったのです。

当然、放送当時のことは知らないのですが太陽にほえろ!のことについて調べているうちに自然と頭の中にインプットされていました。

先週の7月13日は萩原健一演じるマカロニ刑事の殉職した日で、ちょうど2018年7月13日も13日金曜日でした。

筆者はネットで放送時間に合わせてマカロニ刑事殉職回を観ていました。

ところで、太陽にほえろ!に登場した刑事は多数いますが、殉職シーン含めてもっとも有名な刑事だったのではないかと考えます。

ジーパン刑事の魅力とは

やはり日本人離れした体格と並外れた運動神経を駆使した華麗なアクションが一番の魅力でしょう。

拳銃に頼らず、自分の体一つで犯人と対峙するというスタンスも当時としては斬新だったのではないかと推察します。

殉職シーンで放った「なんじゃあ、こりゃー!!」のセリフに勝る決め台詞はないですね。

当時を知らない人間でさえあの殉職シーンは広く認知されていますから。

これは本で読んだ話ですが、ジーパン刑事在籍時のオープニングではジーパン刑事の疾走するカットがなかったのが残念だったというのです。

言われてみれば、雑踏を歩くのではなく走るシーンにすれば違った印象を受けたかもしれません。

殉職シーンでカットされたセリフ

ジーパン刑事殉職シーンは太陽にほえろ!だけでなく、日本のドラマ史上に残る屈指の名シーンのひとつです。

「なんじゃあ、こりゃー!!」のあとに実はカットされたセリフがあるという情報があります。

「かあちゃん」とつぶやいて絶命したのですが、あまりに平凡なセリフのためカットされたといいます。

松田優作自身、母子家庭で育っており、自分とジーパン刑事の思いをシンクロさせたという見方がなされています。

撮影現場ではトラブルが絶えなかった

ドラマを観た限りでは撮影現場の雰囲気がいまいち伝わってきませんが、監督やスタッフとはよくもめていたといいます。

自分の演技が納得行かずに撮り直しを求めたら反感を買ったのです。

いつも撮影現場でトラブルを起こしていたため、当時のプロデューサー岡田晋吉氏は大変困っていたとのことです。

当時83万円のセットを破壊

第57話「蒸発」にて当時83万円したデカ部屋内のセットをことごとく破壊したというエピソードがあります。

セットを一新するためにスタッフが冗談交じりでジーパン刑事に壊させようと言ったのがきっかけでした。

まとめ

マカロニ刑事が殉職した後、太陽にほえろ!は打ち切りになる危機がありました。

ところが松田優作がジーパン刑事をやったことで見事に聞きを脱出することが出来たといいます。

ジーパン刑事は太陽にほえろ!の存続危機から救ってくれた救世主だったといえますね。

もしジーパン刑事が現れなかったら太陽にほえろ!は14年も続く長寿番組にならなかったかもしれません。