こんにちは。
先日YouTubeで田中芳樹原作の「銀河英雄伝説」(略して銀英伝)が全話アップロードされていたので観直してみました。
この作品の主人公は二人の天才戦略家ラインハルトとヤンを中心軸に銀河帝国と自由惑星同盟との攻防を壮大なスケールで描くいわゆる大河ドラマです。
そしてこの二者の間にフェザーン自治領という第三勢力が入り込んでくるのですが、どことなく三国志を連想させる世界観です。
思えば過去にWOWOWで一挙放送という企画が組まれていました。
それを観始めたのがきっかけです。
その時は第1期から第3期までだったので第4期を観たのはだいぶ後からになってからでした。
その第4期はTVではなくレンタルビデオで借りてきて観ました。
当時は今みたいにネットが普及してわけでもないので衛星放送かビデオを借りて観るというスタイルでした。
各シリーズ別の感想は以下のリンクを参照してください。
第一期〜第四期までを観て
第一期だけ地上波で放送されていたことがあります。
そのあとはOVAとしてリリースされ、テレビ放送はありませんでした。
(のちにWOWOWほかケーブルテレビにて全話一挙放送という企画あり)
まず最初に一度観ただけでは把握しきれないので2・3回は観ることを推奨します。
第一話は何だか話が途中から始まっているような印象を受けます。
実は劇場用映画として製作された作品の続きから始まっているのです。
「銀河英雄伝説 わが征くは星の大海」はパイロット版的要素が強い作品でした。
物語は惑星レグニッツァ上空の戦いから第4次ティアマト会戦までの内容でした。
第1期・第1話〜第26話
個人的に第1期のOPとEDが気に入っています。
1.永遠の夜の中で
ラインハルトに面会に来た5人の提督で有能なのはメルカッツとファーレンハイトぐらい?
ヤンは第二艦隊所属でパエッタ中将配下の参謀として参戦。
ラップ少佐の損失が実に悔しい…(出番が短すぎ!)
2.アスターテ会戦
第二艦隊旗艦パトロクロスが被弾し、パエッタ中将が負傷したものの、冷静に対処するヤンが素晴らしい。
パエッタ中将の代理として指揮を引き継いだヤン。
最初っからヤンが指揮をとってれば…。
中央突破を逆手に取られたラインハルトは思わぬ苦戦を強いられる。
国防委員会の発表でアスターテ会戦は同盟軍の勝利と伝えたのが気になりました。(本当は敗戦だったのに)
国民の混乱を避けるために事実を隠蔽したトリューニヒトのやり方は卑怯だ。
ラップ少佐の戦死を知り、悲しみに暮れるジェシカだけど、のちにジェシカ自身も非業の最期を遂げることになるので、二人がどうしようもなく気の毒に思えます。
3.第十三艦隊誕生
ユリアンが初登場。(すでに同居しているという設定)
朝なのにブランデー入りの紅茶を頼む困ったヤンだが、ユリアンが軍人になりたいという考えに反対で、諭すように話すところはさすが。
ヤンの住む官舎に憂国騎士団が襲撃する。
第十三艦隊の司令官を拝命し、イゼルローン要塞攻略を命じられる。(少将に昇進)
4.帝国の残照
ラインハルトが元帥に昇格。
オフレッサー、ミュッケンベルガー初登場。
オフレッサーは金髪の小僧呼ばわりをして悪口を言うが、ミュッケンベルガーはラインハルトの手腕を高く評価している発言をする。(劇場版の頃に比べ、ラインハルトへの対応が180度変わった)
オーベルシュタインが初登場。(登場時は大佐)
ラインハルトがアンネローゼと10年ぶりに再会をとげる。(少年時代の回想シーンでラインハルトは姉と取り戻すために軍人になる決意をする)
5.カストロプ動乱
マリーンドルフ伯が初登場。
当時はカストロプ家に仕えるの家臣だった。
マクシミリアン・フォン・カストロプや家臣の衣装がなぜ古代人みたいな恰好なのか?思わず笑ってしまう。
防空システム・アルテミスの首飾り(フェザーンから入手)を駆使して帝国軍を相手に抵抗を見せるものの、最後は家臣たちの裏切りによって絶命してしまう。
キルヒアイスが大佐から少将へ二階級特進という破格の待遇に驚き。
ラインハルト陣営にルッツ・ワーレン・ケンプ・メックリンガー・ビッテンフェルト・ミッターマイヤー・ロイエンタール提督が加わる。
ラインハルトはキルヒアイスにカストロプ討伐の勅命を下し、二日間の戦闘で無血開城に導いた功績が認められ中将に昇進を果たす。
6.薔薇の騎士
第十三艦隊結成式に遅刻してくるヤン。
司令官が遅刻したりあいさつも変わったもので冷や汗ものだったが、風変わりな人柄が兵士のハートはがっちりつかんだようである。
シェーンコップ・ブルームハルト・リンツが初登場し、第十三艦隊に配属。
ヤンの副官としてフレデリカが着任。
ムライ・フィッシャー・パトリチェフが初登場。
イゼルローン要塞司令部に配属となったオーベルシュタインは同盟軍の策略に気づいていた。
7.イゼルローン攻略!
帝国軍になりすましたシェーンコップのオスカー賞ものの演技が光る。
イゼルローン要塞奪取に成功したヤンたち。
要塞主砲を使うよう促されたヤンが「あまり…使いたくはなかったが」とひと言。
トールハンマーのあまりの威力に胸を痛めるヤン。
そして普段は温厚なヤンが激昂し「武人の心だって!?こんな奴がいるから戦争が絶えない!!」と叫ぶのが印象的。
ゼークトを見捨ててイゼルローン要塞を脱出するオーベルシュタインがあまりに非情。
「…くだらぬな。生きていればこそ復讐戦の機会もあろうに。」と捨て台詞。
作戦終了後にシトレに辞表を提出するも却下され、自分の意志とは裏腹に人生が変わっていくことに複雑な心境だったと思います。
8.冷徹なる義眼
オーベルシュタインがラインハルトの指揮下に就くことなった。
9.クロプシュトック事件
ブラウンシュヴァイクとフレーゲル、アンスバッハ、フェルナー初登場。
ラインハルトをしてブラウンシュヴァイクを「選民思想が服を着て歩いているようなもの」と言わしめる。
腐敗したゴールデンバウム王朝を憂いて一矢報いる覚悟でいたクロプシュトックだったが、惜しくも目的を果たせず自宅に火を放ち絶命する。
10.ジェシカの戦い
イゼルローン要塞奪取に成功したヤンは功績が認められ中将に昇進。
ヤンを政治的道具に利用されたトリアチとかいう男が選挙に自分に一票を投じてくれなどと言ったけど、選挙法違反とかにならないのかな?
(士官学校時代の回想シーン)
ラップからジェシカが士官学校の事務長の娘だと聞かされると、ヤンが「え!?あのハゲオヤジの!?」のセリフに思わず笑ってしまう。
ヤンがひそかにジェシカに恋心を抱いていたが、成就しなかった過去が描写されていました。
ジェシカが補欠選挙に立候補して見事に当選を果たす。
11.女優退場
皇帝からの寵愛を受けられなくなったベーネミュンゼ侯爵婦人はアンネローゼに激しい嫉妬をし、フレーゲルとともアンネローゼを亡き者にせんと画策する。
ついでにラインハルトも失脚させちゃおうと意気投合する二人…のように見えるが。
ところがフレーゲルもまたベーネミュンゼを利用するべく水面下で行動を開始する。
「愚かな女だ…一度沈んだ太陽を呼び戻せるつもりでおる」
フレーゲルの言う「我ら心ある貴族…」とは一体??よく言う(笑
宮廷内にうごめくさまざまな妬みや憎悪といった負の感情が充満しているのが感じられました。
嫉妬に狂った女の哀れな末路ではあるけど、不憫な気もしないでもないです。
拉致をされ、あわや毒殺されかけたにもかかわらず、慈悲深いアンネローゼの優しさが印象的でした。
12.帝国領侵攻
冒頭に出てくる警察官の声が「ドラえもん」の先生と同じ。
「なーんだ、戦争屋か。こんなところで何してる。散歩か?」という軽口を叩くレベロ財務委員長が初登場。
シトレとレベロが幼なじみだったことが判明。レベロはホアン・ルイ人的資源委員長(初登場)同様ヤンらの数少ない理解者。
悪名高いアンドリュー・フォークの初登場。
帝国領侵攻作戦編成
総司令官:ロボス元帥
総参謀長:グリーンヒル大将
作戦参謀:コーネフ中将以下5名
情報参謀:ボロライネン少将以下3名
後方参謀:4名(名前なし)
第3艦隊:ルヘーブル中将
第5艦隊:ビュコック中将
第7艦隊:ホーウッド中将
第8艦隊:アップルトン中将
第9艦隊:アル・サレム中将
第10艦隊:ウランフ中将
第12艦隊:ボロディン中将
第13艦隊:ヤン中将(第二艦隊の残存兵力を編入させ、正式に一個艦隊として再編成)
将兵総数3022万7400名、艦艇総数20万隻
ラインハルトに迎撃の勅命が下る。
13.愁雨来たりなば…
ケスラー初登場。
イゼルローン要塞に近接する惑星から帝国軍が食糧物資を回収して、同盟軍に支給させようという作戦に陥る。
フィーアとカールをあてがわれたものの、二人は国に残ることを決意。
「雨というのは、消えた名もない星々の涙なのかもしれませんね」は名言。
14.辺境の解放
同盟軍のホーウッド中将配下のヴァーリモントが中心となって農業指導を命じられる。
キャゼルヌは帝国軍が同盟軍に補給上の過大な負担をかけることが狙いであったことに気付く。
ウランフはヤンの数少ない理解者の一人で、前線から撤退する案について賛成の意向を示す。
帝国軍の思惑通り、ハイネセンから出立した補給部隊を全滅させ、占領地の各地で暴動が起こる事態に陥った。
帝国と同盟を潰し合いをさせ、高みの見物をするルビンスキー。
ビュコックからの叱責で発作を起こしたフォーク。(この後、任務を離れ休職扱いに)
昼寝の真っ最中だったロボス元帥へ「良い夢がご覧になられましたか?とビュコックが気にしていたとお伝えください!」という伝言がおかしい。
15.アムリッツァ星域会戦
いよいよ帝国軍と同盟軍の総力戦が始まったが、ポプランの脳天気さがおかしい。
「イヤッッホォォォオオォオウ」とか言って出撃していくのを見ると、まるでゲーム感覚にも思える。
しかし、そこには絶対的な自信の現れでもあると言える。
ウランフ、ボロディン、アップルトンは戦死、アル・サレムは重傷。
同盟軍は将兵2000万人を失う壊滅的な打撃を受けて敗北した。
16.新たなる潮流
「またしてもヤン・ウェンリーか!!」
「悔しいさ!決まっている!ティアマト、アスターテ、そしてこのアムリッツァ。なぜ奴は俺が完全に勝とうとしている時に現れては邪魔をするのか!?」
オーディンへの帰途、フリードリヒ4世崩御の知らせを受ける。
空港でキャゼルヌの見送りに来ていたヤンとキャゼルヌ、アッテンボローの前にシトレと再会。
退役して養蜂業を始めると言い別れを告げる。
「…お元気で。校長。」
ブラウンシュヴァイクとリッテンハイムが共闘してラインハルトに一泡吹かせようと息巻く。
ミュッケンベルガーも退任。
ボリス・コーネフ、マリネスク、地球教総大主教初登場。
ルビンスキーが地球教とつながっていた裏の顔が垣間見える。
キルヒアイスが上級大将に昇進。
ヤンが大将に昇進。
ヤン:イゼルローン要塞司令官(駐留艦隊司令官を兼任)
副官:フレデリカ大尉
参謀長:ムライ少将
副参謀長:パトリチェフ准将
艦隊副司令官:フィッシャー少将
分艦隊司令官:グエン准将
分艦隊司令官:アッテンボロー准将
空戦隊隊長:ポプラン少佐
空戦隊隊長:コーネフ少佐
要塞防禦指揮官:シェーンコップ准将
兵長待遇:ユリアン
17.嵐の前
帝国を二分する戦いが始まる。
軍人になりたいというユリアンにヤンが諭す。
リンチが初登場し、酒に溺れる軍人くずれになっていた。
この後、帝国軍の策謀によってリンチが中心となって救国軍事会議の設立へとつながる。
イゼルローン要塞に帝国軍の使者が来訪し、ユリアンに銃を持つよう促されるが、断るヤン。
冗談交じりに「重を撃っても当たらないから持っていても意味がない。」「いざとなったらユリアンに助けてもらおうかな」と言っていたが、後に銃を持っていなかったことが重大な事態を招く結果となる。
帝国軍の使者であるキルヒアイスが捕虜交換の任務のためイゼルローン要塞を来訪、ヤンと最初で最後の対面となる。
「地球?あの人類発祥の星ですか?」
ヤンが地球教徒たちの行進を見てひと言。
ビュコックいわく地球教は憂国騎士団が鞍替えしたようなものだとのこと。
18.リップシュタットの密約
リップシュタット連合軍の結成。(ラインハルトは賊軍と名付ける)
リップシュタット連合軍
盟主:ブラウンシュヴァイク公
副盟主:リッテンハイム侯
その他参加した貴族:3760名(ランズベルク含む)
正規軍と私兵の総数:2560万名(ファーレンハイトやオフレッサー、シュターデン、シューマッハ含む)
連合軍司令官:メルカッツ上級大将
ラインハルトがエーレンベルクとシュタインホフその他貴族625名を拘束。
シュトライトはラインハルトから部下にならぬかと誘われるが、この時には断る。(のちに正式にラインハルトの幕僚となる)
フェルナーはブラウンシュヴァイクを見限り、自らラインハルトへ部下になりたい旨を申し出、オーベルシュタイン配下につく。
オーベルシュタインの読み通り、リップシュタット連合軍はガイエスブルグ要塞に集結。
ラインハルトが帝国軍三長官職を兼任し帝国軍最高司令官に就任、リップシュタット連合軍討伐の勅命を受ける。
19.ヤン艦隊出動
現在は予備役のフォークが統合作戦本部長クブルスリー大将の暗殺未遂事件を起こす。
これを皮切りにハイネセン周辺惑星で次々と反乱が発生。
キャゼルヌがイゼルローン要塞へ配属される。
ハイネセンでクーデター発生の報告が入り、議長がグリーンヒル大将だと知り、フレデリカら一同がくぜんとする。
まさかグリーンヒルが首謀者だったとは…と最初見た時には正直びっくりしました。
(高速道路にいた警察官が一瞬ながら再登場。)
情報部長:ブロンズ中将
第11艦隊司令官:ルグランジュ中将
その他高級将校が参加(ベイ大佐、クリスチャン大佐)
トリューニヒトは事前にクーデターの発生を察知していたのか、運良く逃亡を図っていた。
キャゼルヌが絶妙のタイミングで「ヤンは首から下は無用な人間だからな」という暴言を吐く。
20.流血の宇宙(そら)
リップシュタット連合軍はシュターデン率いる艦隊とミッターマイヤー艦隊の攻撃で全体の7割を失う結果に。
シュターデンが逃げ込んだレンテンベルク要塞にある核融合炉を無力化するべく白兵戦で戦う作戦に出る。
ミッターマイヤーとロイエンタールが指揮官として潜入する。
ロイエンタールのいうところの野蛮人・オフレッサー(装甲擲弾兵総監)の戦いぶりに圧倒される。
「オフレッサーは勇者だ。ただし石器時代のな。」
落とし穴にハマって身動き取れなくなるとは…こんな単純なワナに引っかかるものか?
最終的には裏切り者として処刑される、哀れなオフレッサー。
21.ドーリア星域会戦、そして…
救国軍事会議情報部で第11艦隊所属のバグダッシュ中佐がイゼルローン要塞に着任する。
アッテンボロー艦隊所属のラオ初登場。
「困ったもんだ…。ユリアン君は友人を選んだほうが良いですなあ。」
ヤン艦隊に大敗を喫したルグランジュ中将は自決して敗戦の責任を取った。
バグダッシュはヤン艦隊への転属を希望し、一時的に拘禁されたのち後日幕僚となる。
ハイネセンスタジアムに20万人の市民が集結し平和集会を開催していたが、鎮圧にきたクリスチャン大佐らによって暴動に発展。
ジェシカを始めとする参加者らが命を落とす。
22.勇気と忠誠
キルヒアイス艦隊はリッテンハイムが根城とするガルミッシュ要塞周辺のキフォイザー星域で対決。
ガルミッシュ要塞が陥落、リッテンハイム戦死。
リップシュタット連合軍は壊滅的被害を受ける。
23.黄樹(ゴールデンバウム)は倒れた
惑星ヴェスターラントに核攻撃をするというブラウンシュヴァイクを利用して門閥貴族の非人道性を帝国本土に知らしめた。
フレーゲルが配下の部下に裏切られ命を落とし、シューマッハは同志を連れフェザーンへ亡命。
メルカッツもシュナイダーに促され、ヤンを頼って自由惑星同盟への亡命を決意。(ファーレンハイトは拘束される)
アンスバッハはブラウンシュヴァイクの部下とはいえ、かなりの良識派。
ブラウンシュヴァイクを自決に導き、内戦は集結。これにてゴールデンバウム王朝は終焉を迎えた。
24.誰がための勝利
ヤンはバグダッシュにハイネセンへ向かうよう指示する。
救国軍事会議によるクーデターは帝国軍の策謀によって引き起こされたものだと証言してもらうために。
リンチから帝国軍と内通していた証拠を見せると、グリーンヒルの表情が強張り、これまで踊らされていたことに一同ショックを受ける。
惑星ハイネセン周囲にあったアルテミスの首飾りをヤン艦隊が巨大な氷をぶつけたことですべて破壊され、救国軍事会議一同は絶望感に包まれ敗北を悟る。
一人のメンバーがスキを見て抜け出す。
敗北の責任を取るべくグリーンヒルはリンチを処刑しようとするが、リンチと相討ちになりともに絶命する。
議長代理のエベンス大佐はヤン艦隊に対して降伏を申し出る。
グリーンヒルとエベンスの遺体を運ぶマシュンゴが初登場。
(悲しみに暮れるフレデリカ)
トリューニヒトに呼び止められたユリアン。トリューニヒトは地球教徒たちが自分を匿ってくれたと話す。
ベイ大佐はトリューニヒトの命を受けて救国軍事会議内部に潜入していたことを明らかにした。
トリューニヒトに握手されたのが気に食わず、洗面所で念入りに手を洗っているヤンがおかしい。
メルカッツがヤンを頼ってハイネセンに亡命してきた。
25.運命の前日
ラインハルトはキルヒアイスにヴェスターラントを見殺しにした件について強く詰問された。
「姉上は、私よりキルヒアイスの判断力を評価なさるのですか?」
ガイエスブルグ要塞に到着したラインハルト一行は戦勝祝賀会を開催。
その後、捕虜の引見を行う。
(回想シーン)
ファーレンハイトと再会、ラインハルト陣営に加わることが許される。
そのあとブラウンシュヴァイクの遺体を運ぶアンスバッハが現れる。
アンスバッハは遺体の中から取り出した武器でラインハルトめがけて砲撃する。
26.さらば、遠き日
アンスバッハの放った一撃は幸いにもラインハルトに命中しなかったものの、止めに入ったキルヒアイスに指輪型銃が命中してしまう。
キルヒアイスを失ったことでラインハルトは自身の半分を失ったのと同じであった。
真の犯人はリヒテンラーデであるとオーベルシュタインが言う。
選りすぐりの高速鑑を率いて首都星オーディンへ帰還。
ラインハルト暗殺未遂の容疑でリヒテンラーデを拘禁。
ボルテックがルビンスキーから帝国へ赴き高等弁務官として赴任するよう指示される。
後任にルパート・ケッセルリンクが初登場。(実はルビンスキーの息子だと後に判明)
ラインハルトが帝国軍最高司令官の他に帝国宰相を兼任。
まとめ
原作は小説ですが漫画にもなっています。
小説版は読んだことはないですが、漫画版は全巻ではないけど一部読んだことはあります。
アニメ版は漫画版をアレンジしたような感じなので、先に漫画を読んでいる人には入りやすいかもしれないです。
ただ、フェザーン自治領主のルビンスキーが漫画版はルビンスカヤというスキンヘッドの女性だったりとアニメ版では多少の変更もなされています。
まあ、この他にも相違点はありますが詳しくはWikipediaでご覧になってもよろしいかと。
最初にも書いたようにアニメ版大河ドラマといった感のある作品なんですが、とにかく登場人物が多い!!
一部キャラクターを掛け持ちして演じていた声優もいたけど、おそらく日本の声優をほぼ網羅していると言ってもいいくらいにその数はスゴイんです。
そういう意味においてはこの作品のファンだけでなく、声優ファンにもたまらない作品かもしれません。
銀河英雄伝説に関する記事としてこちらもあります。