こんにちは、youheiです。
前回の記事では両さんの名言について取り上げました。
今回は他のキャラクターによる名言のいくつかを集めてみました。
こち亀をよく知らない人へ。
両さんがめちゃめちゃに暴れまくるバイオレンス・コミック(なんじゃそりゃ)と思ったら大間違いですから。
笑いあり、涙ありの極上のエンタメ作品だということを知っておいてください。
思わず藤岡弘、のように「う〜ん…」とうなってしまうような名言が飛び出してきますぞ。
やはりこち亀は奥深い!と納得させられる名セリフ
161巻「美食の都市 東京の巻」より。
超神田寿司の店主・夏春都による心を揺さぶれるような名言。
ギャグ漫画なのにこの強いメッセージ性を含んだセリフは何なんだろう…。
2コマ目の呆気にとられた両さんの表情もポイント高し。
人生経験豊富な大原部長だからこそのセリフ。
まったくの正論にぐうの音も出ない。
背景の処理がスゴイの一言。
大原部長の迫力に圧倒されている両さんの表情も見逃せないです。
とても両さんとのバイオレンス・コンビで数々の暴挙をしでかした男と思えぬセリフ。
まるっきり別人になってしまった戸塚の痛烈なひと言。
これ、普通に差別発言じゃない?
「新潟で米でも作ってろ!」のセリフは「まったくもう!」に変更されています。
かつて筆者が持っていた版のものは前者のセリフでした。(コミック1巻)
あと注目してほしいのは、両さんはネクタイを緩めずにキチンと結んでいる点ですかね。
意外にも。
腕まくりにサンダル履き、ワイシャツの一番上のボタンを留めネクタイをキチンを結ぶ…というアンバランスさ。
これに暴言が化学反応をおこして発生した奇跡のコラボです。
この一連のコマの魅力は「大山倍達より迫力がある!」の部分に集約されています。
たとえば「ヤクザより迫力がある!」ではイマイチ伝わってきませんよね。
「大山倍達」という固有名詞を使うことで、どれだけ迫力があって恐いかが具体的にイメージ出来るかと思います。
さらに驚きのあまり後ろにある棚にぶつかってしまうところに危険度がフルマックスであることが表現されています。
こういう演出が効いてますね。
極真空手の創始者・大山倍達という人物はこち亀で初めて知りました。(コミック24巻)
両さんが床屋でヘンな頭にされる話はいくつかあります。
個人的には育毛剤をかけすぎてスゴイ頭になった話が最高でした。(コミック28巻)
(同じ理容師にやられています。名前は高中。)
ここまでまともなセリフばかりでした。
やはりこち亀にはこういう過激なセリフがないとね〜。
最後は麗子が派出所に初出勤した時のありえない名言より。
ちょっとアクセル踏んだだけで100キロ…という警官らしからぬセリフがあります。
「強めに踏まないと100キロ出なくね?」というツッコミはあえてしません。
もともと麗子は寺井の欠員補充勤務というかたちで公園前派出所に配属されました。
いつの間にか正式に派出所メンバーになってしまったのでしょうか?
11巻「風よ吹け!」では「カーステレオのスイッチとアクセルをまちがえてしまったわ」という名言も。
まとめ
こち亀40年の歴史にはこういった数々の名言も隠されていたことを掘り起こして、多くの人に知ってもらいたいという思いで取り組んでみました。
記事タイトルには魂に響く、とありますが、「どこが魂に響くんじゃー!!」というツッコミはやめてください。
違う意味で印象に残る言葉を選んだのですから。
連載は終了してもこち亀は永久に不滅です。