PR

あしたのジョー連載から50年突破!名言ほか情報まとめ

ボクシング

こんにちは、youheiです。

スポーツ漫画史上不朽の名作として有名な「あしたのジョー」について取り上げます。

連載から50年経ったということですが、調べてみると2017年が節目の年でした。

厳密に言うと1967年12月15日発売の週刊少年マガジン(1968年1月1日号)からです。

もちろんリアルタイムで読んだことがあるわけではありません。

幼い時にアニメ「あしたのジョー2」が放送されていたのを何となく覚えているくらいでした。

高校生になって本屋でふと単行本の「あしたのジョー」が目に入り、「何となく」買ったのが始まりでした。

連載50周年…ジョーは不滅です

アニメに関してはWOWOWで「あしたのジョー一挙放送」とかいう企画があり、ほぼ全話を観た記憶があります。

ヴィデオにもすべてではありませんが録画もしていました。

ただ、このときはシーズン1だけの放送で、シーズン2(あしたのジョー2)はやっていませんでした。

アニメ「あしたのジョー2」について言えば、最近全話観ました。

OPテーマが前期のほうがいいかな、というのが個人的な感想です。

後期のOPは映像は劇場版2作目に流用しているのが分かりますね。

パート2を観ていて気づいたことがありました。

それは劇中に時おり挟み込まれているSE(効果音)に松田優作主演「蘇える金狼」(1979年)で使用されたものが混じっていたのです。

(音楽監督がいずれも鈴木清司氏というのが何か関係が?)

作画はパート2のほうが洗練されていて素晴らしいのですが、荒削りなパート1が最高だという意見もあり人それぞれです。

出﨑統(おさむ)という演出家の手腕が冴え渡る傑作のひとつとして今も語り継がれています。
(パート1にも”さきまくら”としてクレジットされています)

劇場版ゴルゴ13も出崎統が監督を務めました。

劇場版は…2が最高

劇場版あしたのジョーは1・2ともに観ました。

劇場版に関して言うと、第二作目の出来が素晴らしくて最高です。

作画だけでなく、何より音楽がカッコいいです。

ジョー山中によるOP・EDテーマは必聴。

カーロス・リベラの吹替も担当しました。

YouTubeにてあしたのジョー2が公開

東京ムービー新社公式チャンネルにてテレビ版あしたのジョー2の第1話が配信されています。
ashita-no-joe2

矢吹丈にはモデルがいた!

ジョーこと矢吹丈にはなんと実在のモデルがいたとのことです。

青木勝利というボクサーで生い立ちもジョーと似ていて、荒んだ少年時代を送り少年院でボクシングに出会い、やがてプロの世界に入ったといわれています。

泪橋は実在していた

あしたのジョーの中で泪橋は欠かせない存在ですが、実在していた橋だということを知りました。

こち亀の中で両さんは「実は泪橋は存在しないんだ」ということを白バイ隊員の本田に話していたので架空の橋だと思っていたのですが…(ただし泪橋交差点というのはあるとのこと)

話はちょっとずれましたが、詳しい解説はWikipediaにて書かれています。

泪橋 - Wikipedia

あしたのジョーへの思い

個人的に思い入れがあるのは、ジョーが東光特等少年院に送られたころの話ですね。

「あしたのために その1…」から始まる丹下段平から差し入れされるはがきに書かれたボクシングマニュアルともいうべき通信教育でひたすら練習に励むジョー。

少年院での力石徹との出会い、そして院内対抗試合にて力石と繰り広げた激闘…。

少年院を退院したあとに再び力石とジョーが試合するときには、過酷なまでの減量に取り組む力石の姿が衝撃的でした。

ほかにも見どころがありますが、やはり強い印象を受けたのはさきほど紹介したエピソードですね。

青山はなぜ東光特等少年院に入っていたのか?

上の項目でも触れましたが、ジョーと西が鑑別所から東光特等少年院に移送されてから出会ったキャラクターのひとりです。

院内きっての臆病者で「青びょうたん」とさげすまされている気弱な収容生ですが、ジョーが防御の重要性について気づきを促す役割を果たしたといえるキーパーソンだといえるでしょう。

ただ、荒くれ者の集まりともいえる特等少年院の中で、なぜ青山のような人物が収容されているのかが気になるところであり、連載から50年が経った今もなおファンの間では話題になっています。

心に残る名言

講談社から発売されている復刻版あしたのジョーから。

第2巻
ジョー「おれは…おれは生まれてこのかた なにひとつとして 人なみにあたえられたものはなかった
おもちゃも本も… 新しい服も あったかいふとんも…
いや やさしい親の愛すらあたえられずに育ってきたんだ
だが 自由だけはこのおれの腕力でもぎとって生きてきた
その…そのたったひとつの自由すらうばわれてしまったら おれにはなにがのこるっていうんだい」
力石「第一ラウンド…じゃねえ一分間よ! この脳タリンをねむらせるだけじゃねえ 二度と立てないようにするまでの所要時間だ!」

まっ白に燃え尽きたジョーは…生きていた

ネットでジョーは生きていた?という記事を目にしました。

あまりにも有名なあしたのジョーのラストシーンで、試合後のジョーは死んだのか生きているのか意見の分かれるテーマです。

ところが専門家の意見によればジョーは生きているとのことでした。

これまでの謎が解けたのは良いのですが、やはり生死がうんぬんについては謎のままにしておいたほうが夢を壊さなくて良かったとも思えるのです。