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ジャイアンは料理も下手すぎ!恐怖のメニューはこれだ!

ジャイアン シチュー

こんにちは、youheiです。

6月15日はドラえもんファンなら一発で分かるように、ジャイアンの誕生日です。

ジャイアンの隠れた趣味として料理を作ることを知っている人はどのくらいいるでしょうか。

ジャイアンの歌声と同様に、作る料理もパンチが効いていて悶絶させられます。

名優アンソニー・ホプキンスが主演した怪作「ハンニバル」に匹敵しうる、まさにドラえもん史上最強・全世界を震撼させたホラー作品とも呼ぶべきでしょう。

悲劇はジャイアンのこのひと言から始まりました。

「人間はさ、しゅみをひろくもたなきゃいけない。おれもなにか新しいしゅみをもとうと思ってさ。」

ジャイアンよ。しゅみを持つのはけっこうだけど、人に迷惑をかけないでほしい。

ジャイアンシチュー

てんとう虫コミックス13巻「ジャイアンシチュー」に登場。

こちらは夕方に「ジャイアン料理研究発表会」にてお披露目されました。

食材は次のとおり。

ひき肉
たくあん
しおから
ジャム
にぼし
大福
そのほかいろいろ

個人的に、最後の「そのほかいろいろ」が気になりますね。

原作ではどんな色をしているのか不明でしたが、アニメでは紫色という、なんとも食欲をそそらない色あいです。

およそ料理とはいいがたい、悪魔の実験ともいうべき案件ですわ。

あまりアニメ版について好印象はないですが、本件に関しては原作よりもホラー色が旺盛でただならぬ戦慄がほとばしります。

スネ夫に「うまいかおいしいか、どっちだ。」と感想を聞くこと自体がオカシイです。

それはまずいという選択肢が元から与えられていないから。

これでもか、というくらいにガッツリとジャイアニズムを放り込んできますなあ。

ラストでジャイアンが「助けてくれえ!」と叫びますが、本来なら(むりやり)参加させられたお三方のセリフでしょうよ。

ジャイアンディナーショーで供された料理

恐怖のディナーショー(てんとう虫コミックス41巻「恐怖のディナーショー」)

ジャイアンリサイタル+ジャイアン特製料理という、恐怖の合わせ技一本喰らいます。

ジャイアンの誕生パーティ「てんとう虫コミックス23巻(ハッピーバースデー・ジャイアン)」では、強制参加+自分だけバースデーケーキ+強制プレゼント要求+強制リサイタル+強制退去という事件がありました。

ジャイアンが恐るべき計画を企てていることが町内じゅうに知れ渡るやいなや、町全体が恐怖におののいていました。

今回は人間だけでなく、ジャイアンの愛犬ムクまでもが犠牲になってしまいました。

なんたる破壊力!

みそで味をととのえる
ジャム
たくあん
セミのぬけがら

前回同様にジャムとたくあんがリストイン。

ジャイアン料理の定番なんでしょうかね。

セミのぬけがらを料理の材料に選ぶ感覚は、どこで覚えたのやら常人には理解しかねます。

ドラえもんは前回食べてなかったのに「あれはひどい味だった!」とのび太と一緒に言ってたのが気になりました。

ジャイアンも親の目が気になるのか、両親がいないのをいいことにやらかしたというので、自分でもマズいのは分かってた?

それにしても。のび太やスネ夫はともかく(本当はアカンけど)、しずかちゃんまで巻き添えにするとはジャイアンも罪な男です。

注目すべきは出木杉のリアクション。

いくら出木杉といえど、ジャイアンの歌声にはマイッているようです。

誰もチケットを買ってくれなかったなか、ただ一人購入してくれたのです。紳士だ…

出木杉とのび太が手を取り合って涙を流しながら喜ぶ姿はドラえもん史上レアなシーンといえます。貴重です。

安雄の言い訳(母ちゃんを介して)がじゅくの合宿でとうぶん帰らないというのはいいでしょう。

いっぽう、仮病を使ったはる夫の言い訳がスゴイ。(母ちゃんを介して)

40度の熱を出してしまった。氷水(かき氷)を40杯も食べたため。

苦しまぎれの言い訳とはいえ、無理がありすぎ笑

かき氷を40杯も食べられるほどタフな胃袋してるなら、ジャイアンの料理を食べるくらい、わけないっしょ。

腹をくくったドラたちは、ひみつ道具を総動員させて盤石の体制で臨みました。

ラストはまさかの展開にドラファンも驚きを禁じ得ないはずです。

ジャイアンピザ

アニメオリジナルだと思います。

しおから
くさや
ザリガニ
魚の骨
カエル
イカスミ
セミのぬけがら

チーズがなぜか紫色に変色。

材料については、ヒヤリングした結果なので間違いがあるかもです。あしからず。

番外編・ジャイ子カレー

番外編として、ジャイアン自慢の妹であるジャイ子の作った料理も紹介しちゃいます。

アニメオリジナルエピソード「恐怖のジャイ子カレー」(2010年12月放送)で、ジャイ子が作ったカレーが登場しました。

なにが恐怖なんだろ?と気になった、そこのあなた!最後までとくとご覧あれ。

ジャイアンの提案で山へキャンプに行くことになり、ドラ以下3名(のび太、スネ夫、しずか)が参加。

そこでジャイ子のカレーが振る舞われることに。

ジャイ子が特製香辛料をすりつぶし、緑と赤の得体の知れない液体を鍋にぶっこみます。

葉っぱを数枚鍋に入れますが、ローリエかなんかでしょうか。

仕上げにビン入りスパイスを無造作に。

具体的な材料は作中で明かされていません。

大方の予想に反して結果は…意外でした。

まあ、ここまでは特におかしな点はないんですよ。

ジャイアンがスネ夫用として特別にアレンジして「唐辛子を追加し、セミのぬけがら、隠し味にジャムとしおから、くさや」を入れました。

どういう結末になったかは、みんなの想像どおりですよ。

サブタイトルに「恐怖の〜」がついていた伏線はここで一気に回収と相成りました。

まとめ

ジャイアンのスペシャルな料理を紹介してきましたが、お味はいかがでしたか?

まともに食べられるはずがない、と言いたいところですが地球上にただ一人、例外がいました。

それは、こち亀の両さんならば問題なく完食できるでしょ。