こんにちは、youheiです。
今回の記事では本日夕方4時20分から放送される「探検バクモン」ではマンガの神様・手塚治虫(1928〜1989)を取り上げます。
(※ただ、これは9月28日に放送されたものですのであしからず)
鉄腕アトムやジャングル大帝をはじめ700作以上の傑作を発表し、多くの後進を生み出しました。
日本の漫画界において残した功績の大きさは計り知れないものがあります。
まさに“漫画界のピカソ”とも言うべきです。
「探検バクモン」では手塚治虫のアトリエにある机の引き出しが今もなお開けられることなくずっと封印されたままになっているのをアトリエ内部も含めて公開しようということなのです。
先にも書いたように9月に放送されたので今さら感がハンパないですが、再放送から見落とした部分がないか検証する意味で書いてみました。
手塚治虫のアトリエから思わぬものを発見!それは…
このアトリエは30畳ほどの広さで漫画用机とアニメ用机の2台が並べて置いてあり、漫画用机は高さが調節されていました。
資料室には雑誌・書籍含め約2万冊が保管、厳重に作られた原稿室には約15万枚の原稿が保管されていました。
(原稿室は火事が起きてもここだけ大丈夫なように設計されていて、室内は常に室温22℃・湿度55%が保たれている)
気になる引き出しの中には何が?
なぜ引き出しが開かずのままだったか?
それは「あるイベントで仕事机を出展する予定だった。
ところが引き出しの鍵がかかっていた。探したけど見当たらずそのまま開かずじまい」とのこと。
(ちなみにこの話は2年前の2014年3月のことです。)
具体的な品々は次のとおり。
食べかけの板チョコ(銀紙で包まれたまま)
原画(何やら人前に出せない過激なものまで…)
原稿
耳かき
名刺入れ(本人の)
鍵(どこのものかは不明)
「子供達の作品」と書かれた封筒に子供からの手紙(1973年当時、父の日へ宛てたもの)
手塚治虫自身が甘いものが大好物で、特にチョコレートが気に入っていたからです。
意外と思える品に驚いた人も多かったのでは?
詳細についてはNAVAERまとめにあった手塚治虫の娘さん手塚るみ子「開かずの引き出しから発見された資料」のツイート!をご覧ください。
※長女の手塚るみ子さんは「ブラック・ジャック」に出てきたピノコのモデルと言われています。
手塚治虫のここがスゴイ!
締め切りに追われていた時に3作品を同時進行で描き上げたこと。
しかも、1ページから順番にではなく半端なページから描き始めていったとのこと。
外科医師免許を持っていること。
ブラック・ジャックは自身の医学知識を盛り込んだ作品だったというわけですね。
更にすごいのは、医師資格試験を漫画を連載している最中に受験して合格したことです。
手塚治虫行きつけの中華料理店
先日、テレビ番組で生前の手塚治虫が行きつけだった中華料理店が紹介されていました。
東京都新宿区高田馬場にある「一番飯店」という店です。
手塚治虫が店主に頼んで作ってもらった「特製上海焼きそば」というメニューがあります。
一番飯店のオフィシャルサイトはこちらです。
まとめ
番組の中で手塚治虫はカラオケが大嫌いだったことや、仕事中はレコードを聴きながら執筆したことが明かされました。
(少年漫画はミュージカルを、時代物漫画の時はクラシックというようにジャンルによって音楽を分けていた)
思えば筆者も小学生の時には漫画家になりたいという希望を持っていて、漫画を描いていた時期がありました。
ただ、手塚治虫よりむしろ藤子不二雄の絵にすごく興味があったのですが。