こんにちは、youheiです。
志村けんがNHKで長編コントに挑戦した「志村けん in 探偵佐平60歳」が2018年1月2日(火)に放送されました。
個人的に志村けんが探偵に扮すると知って、すぐに「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の探偵物語を連想した人も多いのでは?
加藤茶と志村けんが私立探偵になって数々の事件に立ち向かうドタバタストーリーでした。
ドリフ以外の番組で加藤茶と志村けんによるドラマ仕立てのコントが新鮮に映りました。
ほかには柳ジョージによるオープニング曲も印象的。
コミカルな探偵ものかと思いきや…
放送されたドラマでは志村けんがピンで探偵役を熱演しました。
木野塚佐平(60)は警視庁経理課に37年間勤務し、定年退職後に私立探偵事務所を設立。
ハードボイルドを目指してキザったらしく振る舞いたいのでしょうが、やはり志村けんが演じるとどうしてもコミカルに映ってしまいますねぇ。
志村けんばかりに注目してしまいがちですが、木野塚探偵をサポートする優秀な助手を演じた梅谷桃世役の伊藤沙莉にも光るものを感じました。
息の合った木野塚(志村)&桃世(伊藤)コンビは新鮮に映りました。
冒頭で堀部圭亮と千鳥・大悟が登場するシーンがありますが、今ひとつ二人を生かしきってなかったように感じられました。
大悟が凶悪犯に銃で撃たれても素知らぬ顔で本庁をあとにする志村けんにも違和感がありました。(本当に良いのか!?)
原作は小説
実はこのドラマはオリジナルストーリーでなしに、原作は小説だったのです。
「木野塚佐平の挑戦だ」
樋口有介
2008年3月に発表された短編集と長編小説です。
ドラマと原作を比較してみるのも面白いかもしれません。
一読する価値はあるかと思います。
まとめ
原作を読んだことがあるわけではありませんが、主人公を志村けんに抜擢したのは大成功だったと言えますね。
ドラマのラストで新しい依頼の電話(ハムスターが誘拐された)がかかってきたところで終わったのですが、どことなく続編があることを匂わせるように感じました。
今回はスペシャル企画ということですが、個人的には連続ドラマとしてやってもらいたかったです。
回数は1クールと言わなくとも、せめて4・5話でもいいからぜひやってほしかったです。
1時間が短く感じたので、せめて1時間30分だったら良かったかな、と思いました。
あれこれ書きましたが、志村けんが亡くなったことによって機会が失われてしまったのは実に残念です。