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全盲の落語家桂福点さんの笑いにかける思い

落語

こんにちは、youheiです。

今回は全盲の落語家・桂福点さん(49)について取り上げます。

全盲というハンデを負いながらも笑いによって人々に元気を与えるのが使命だと日々活躍されています。

五体満足な自分にとっては何とも心苦しいことです。

大阪市東淀川区に在住の落語家・桂福点さんは生まれてから右目の視力が失われ中学生で全盲に。

27歳の時に四代目桂福団治に入門し、現在はバリアフリー落語や音楽療法に取り組んでいます。

桂福点さんは、知人を駅のホームからの転落事故で亡くしてから自分のファンだったという知人のためにも落語で弔いたいという気持ちが湧いてきたとのことです。

同じように盲人の人による転落事故を防止する活動の一環として落語をされているのです。

人間は視覚からの情報に頼る部分が特に大きいので、それが失われた時の恐怖は想像もつかないはずです。

盲目という過酷なハンデを抱えながらも生きている人の存在を知ることで自分の人生を見つめなおすきっかけになればと思います。

人のことが言えた立場ではありませんが、挫けそうになった時にハッと気づかせてくれる存在が必要なんだな、と思いました。

まさに自分にとって障害を持っている人から勇気をもらえたと感じました。
桂福点公式うぇぶさいと

※追記(2017.12.18)
朝日新聞DIGITALにて桂福点さんの紹介記事が掲載されていました。

これからも落語を通して視覚障害者の人たちに勇気づけてもらいたいですね。

朝日新聞DIGITAL